2021年6月から宅建試験の勉強始めています!
2021年の宅建試験を受けることを決めました!
私は現在、半導体商社という不動産業とは全く異なる仕事をしています。
今まで不動産業界に勤めたこともなければ、民法を勉強したこともありません。
そんなド素人の私が4か月で宅建試験に挑戦します!
宅建士とは?
そもそも「宅建士」とは「宅地建物取引士」のことで、いわば不動産の専門家です。
不動産取引の決まりや、都市計画法・建築基準法、不動産に関わる民法についてよく知っている人で、不動産取引を行う際に必要不可欠です。
例えば不動産を販売するときは、その不動産についての重要事項の説明をしなければなりませんが、この説明は宅建士しかすることができません。
また、宅建業を営む事務所では従業者の5人に1人以上の割合で専任の宅建士を置かなければならないという決まりもあります。
不動産業界で活躍できるのが、この宅建士の資格です。
主な試験内容
宅建試験では、大きな項目が4つあります。
宅建業法
宅建士になってから必要な、業務する上で必須の知識を勉強します。
先ほどの重要事項説明の内容もここで出てきます。
こんなことしたら罰金だよとか、免許停止になるよとか、そんなことも覚えます。
ここは確実に点数を取らなくてはならない分野です。
法令上の制限
都市計画法や建築基準法などを勉強します。
「街ってこういうカテゴリに分類されるんだ!」とか、「建物建てる時ってこんな決まりがあるんだ!」という発見があって、個人的にはなかなか楽しい分野です。
ただ、覚えることが多い・・・・
用語といい、数字といい、覚えることが無限にあります。
記憶力がドリー(映画「ファインディング・ニモ」に出てくる、3秒たったら全て忘れる魚)の私にとっては、面白いけど点数が取りにくい分野です。
権利関係
民法や借地借家法など、不動産に関する法律を勉強します。
へぇー今まで知らなかった!?というのがすごく多いです。
連帯保証人になっちゃダメってよく言うけど、本当にヤバイって言うのも理解しました。
ただ、法律関係は問題文も複雑難解で、初学者にとっては「本当に日本語で書いてる!?」と混乱が避けられない分野です。
ここは受験者平均点も一番低く、難しいのであまり得点差が開きません。
深入り厳禁・・・人並み程度にできるようにできれば十分です。
税その他
大嫌いな税金のお話と、その他ちょこちょこした分野です。
税金は勉強すると「あ〜こうやって税金取ろうとルール作ってるんだな」と思ってしまいます。
「その他」は多岐に渡りますが、個人的に印象深いのが景品表示法。
これはYoutuberヒカルさんの影響ですんなり入りました。笑
まあ、試験にはあんまり出ないんですけどね。
4か月勉強スケジュールと現状
さて、そんな4分野を4ヶ月でマスターしていかなくてはなりません。
以下が、私が取り組んでいる勉強スケジュールと現状です。
なかなかスケジュール通りにいかず焦りますね・・・
1ヶ月目はテキスト全体をザッと読む
最初はテキスト全部をザッと読みました。
こんなこと勉強するんだな〜って感じでパラパラと読み進めて、理解度は5〜6割くらい。
あまり細かいところや難しいところで止まらずに、どんどん先に読み進めることを重視しました。
2ヶ月目は単元別の過去問に取り組む
テキストをザッと読んだところで、単元別の過去問を解いてみます。
一度テキストを読んでいるとはいえ、1周目はほとんど解けないので、テキストや解説を見ながら進めていきました。
1週間に1単元ずつ(宅建業法、法令上の制限、権利関係、税・その他)終わらせてるつもりで取り組みましたが、どんどん忘れていくんですよね。
なので、翌日には前日の範囲をさらっと復習するように心がけながら進めていきました。
ここで意外と時間がかかってしまい、結局「税・その他」は翌月へ持ち越しへ。
(ちょっとペース落ちて心配です)
ここの段階で、Youtubeでの講義動画を見始めました。
身支度や家事をしている時など、BGM代わりに宅建のYoutubeを聞くようにして、少しでも勉強時間を捻出しました。
このYoutubeがすごくわかりやすい!どうしてもっと早く見なかったのかと後悔しました。
ぶっちゃけ、1周目のテキスト読むときにもうYoutubeも同時並行で見たら良かったなと思っています。
3ヶ月目は単元別の過去問2周目+年度別の過去問
さて、今現在3ヶ月目に突入しました!
ここでは、単元別の過去問2周目を進めていきます。
2周目といっても、1周目を解いた次の日に復習しているので、実質3周目みたいなものです。
1周目よりは早く解けるようになりましたが、まだまだ時間がかかってしまう。
1日に取り組める単元が少なくて少し焦ります。
でも、ここでは定着していない知識を確実に覚えていくことを意識しています。
何度やっても覚えられないことや、確実に覚えておくべきことはA4の裏紙に書き出して、毎朝毎晩見るようにしました。
4ヶ月目は年度別の過去問を進めつつ、予想問題集
来月はとうとう試験直前。
ここでは平日3時間、土日5時間以上の勉強時間を確保したいと思っています。
でも、特に今までとやることは大きく変えずに、過去問を解き進めつつ不足している知識を補っていくつもりです。
少し変化球としては、本番を見据えて予想問題集を取り入れてみようかと思っています。
ここまでの反省
圧倒的勉強時間不足
ただでさえ始めるのが遅かったのに、日々の勉強時間がすごく少ないです。
今までは平日1時間、土日3時間程度でした。
8月の半ば頃から心を入れ替え、平日2時間、休日4〜5時間程度時間を取るように頑張っています。
それでも中々できない時もあるのですが・・・・
でも、5分でいいからやる!と決めて、全く勉強しない日を作らないように工夫しています。
これからは、平日3時間、休日5〜6時間を目標に勉強時間を取っていきたいです。
時間が長ければ良いわけでは無いですが、容量が良いタイプでは無いので時間を投下することくらいしかできることが無いんですよね・・・
1周目のテキスト読む時間無駄だった
最初の1ヶ月にテキストを1周読みましたが、正直無駄だったと思います。
何もわからない状態で良いから、すぐに過去問に取り組めば良かったと思いました。
私は読むのが遅いので、テキストを読むだけでも1ヶ月かかりました。
最初は問題も少しずつ並行して解きましたが、なんせ時間がかかりすぎたので、まずは全体1周を優先してテキストを読むことに専念しました。
でも、時間がかかっても最初から過去問を進めるべきだったと思っています。
やっぱりテキストを読んだだけでは、問題は全然解けないからです。
本番でどういう聞かれ方をするのか?ということがわかった状態でテキストを読んだ方が頭に入るので、効率の悪い勉強だったなと反省しています。
おわりに
こんな感じで、私は宅建の勉強をしています。
今まで全く縁のない業界でしたが、勉強してみると意外と面白くて勉強を続けられています。
(本当は興味が持てなかったら受けないつもりでした)
これで合格できるのか不安でいっぱいですが、あと50日の過ごし方で未来は変わると思って頑張ります。
今年受験組の皆さん、本番まで一緒に駆け抜けましょう!
ではまた!