【2歳9か月】ストライダー大会で不戦敗…それでも大丈夫だと思えた理由

子育て

先日、息子(2歳9か月)と一緒にストライダーの大会に参加してきました。
結果は…残念ながら「不戦敗」

親としては「普段楽しく乗ってるのにどうして本番で走らないの!?」という気持ちも正直ありました。

でも、今回のことでいろいろ考えさせられたし、ほんと親の思い通りにはいかないのが子育てなんだな~と実感しました。
今では「これはこれで良かったかな」と思えているので、そのことを記録しておこうと思います。

お忙しい人向けに、結論は「今はレースよりもママと一緒に走りたい時期。本人がやりたがるまで出場停止しよう!」です。

なぜ大会に出たのか?

普段、保育園ではコンビカーをお友達と爆走させている息子。
お友達の後を追いかけたり、追い抜こうとする様子から「レース向きなのでは?」と思ったことがきかっけでした。

ストライダーも練習の甲斐あり、自由自在にとても上手に乗れるように。

 大会に出たらストライダーが一層得意になるかも
 競争を楽しむきっかけになれば

と思い参加を決めました。

前回も実は不戦敗だった

実は不戦敗は今回が初めてではありません。2歳4か月のときにも大会に出場しています。
そのときも試走では走れたのに、本番は「不戦敗」。

理由は何となくわかっていて

 普段目にしないたくさんのお友達や、応援する親の熱気に圧倒
 会場までの移動が長く、疲れや眠気があった

「でも前回は初めてだったし・・・!」
「ストライダーは大好きだから、調子が整えば乗れるでしょ!」

ということで今回は、前回の不戦敗原因を踏まえた上での参加でした。

前回の反省点、改善してみたけれど…

今回は、前回の経験をふまえて対策も取りました。

普段目にしないたくさんのお友達や、応援する親の熱気に圧倒
→参加人数が少ないであろう田舎の大会にエントリーしました。
 周りに圧倒される様子はなく、コース自体は楽しんでいるようでのびのびと走っていました。
 この点は前回反省点をクリアできたと思います。

会場までの移動が長く、疲れや眠気があった
→今回も長距離移動となってしまいました。
 なかなか近場で開催する大会がないので、遠征する他ないのです。。。
 
 移動時間に寝てもらう予定が、うまくいかず。
 前回も移動時間でうまく眠れなかったのですが、今回も同じ結果となりました。

暑さと長時間の待ち時間も厳しかった

暑いと大人しくなってしまう息子。
今回も練習の途中から暑さのせいか元気がなくなってきました。

また、普段からずっとストライダーで遊ぶというよりも、
他の遊具や道端の石などに目移りしていくタイプ。

今回は練習が45分間とたっぷりあり、その間に慣れてもらおう!と思っていたのですが
本番までに飽きてしまったようです。

参加したのは「アルプスあづみのカップ」

ちなみに今回参加したのは、長野県安曇野市で開催された「アルプスあづみのカップ

※先ほど田舎の大会と申し上げたことはすみません、ストライダー公式レースが横浜とか有明とかバリバリ都会なもんで、つい。。。当方群馬の西端住みなので、長野はご近所と思ってます仲良くしてください

オフロードのダイナミックなコースで、息子は楽しそうに乗っていました。

近所にあれば通いたい・・・

坂道やでこぼこ道が好きなお子様にとってはとても魅力的なコースだと思います。

息子は不戦敗だったけれど、だれでも最低3回はレースで走る機会があって、運営スタッフの皆さんも優しくて、とても良い大会でした。

そして見えてきた、いちばんの理由

それでも不戦敗の原因はコンディションではないような気がしています。
今回見えてきた息子の大きな特徴が「ママorパパと一緒がいい」という気持ち。

本番走るのイヤ!となった理由はたくさんあると思うけど、結局ここが一番大きいのかなと。

慣れている公園だと一人で走れますが、初めての場所だとママがいないと嫌。
慣れるっていうのも、数十分で慣れるわけではなく、何回も何日も通ってようやく一人で遊べる感じです。

息子の場合きっと、練習走行で慣れる程度のものじゃない・・・

練習でも、ママが近くにいないと止まってしまって進めない場面が多々ありました。
今回もし最高のコンディションだったとしても、結局スタートした後は
「ママorパパが一緒じゃないと走りたくない!」となったような気がしています。

親としての正直な気持ち

分かってはいるんです。
子どもによって性格は違うし、場所見知りやイヤイヤの激しさも違う。
できることが増えてきたとはいえ、まだ2歳。

でも、他の子が元気いっぱい楽しそうに走っているのに対して、不戦敗なのは我が子だけ
うちの子だけ特別こだわりの強さを発揮しているように見えてしまいました。

本当はストライダーが大好きで、普段はすごく上手に走れるのに、それが発揮されない悔しさ。
そして「わざわざ遠くから来たのに…」なんて、大人の事情も頭をよぎります。

リベンジ?それとも待つ?

前回もそうですが、「これはリベンジさせた方が良いのか・・・?」と悩みました。

というのも、このままでは不戦敗で終わってしまいます。
そうではなく、せめて「ゴールする」ところまで導いた方が良いのだろうか?
もしくは、大会出場という機会を与えるだけでも、親としてやり続けた方が良いのか?

対して、「子供がやりたがってないんだから、無理に出場させるのは親のエゴでは?」という気持ち。
別にこのまま大会に出たがらなければ、ストライダーの大会からは退場するべきではないか。

子供のためにもどういう結末に持っていけば良いのかわからず、悩みに悩みました。

本人が出たいというまで待つことにした

調べてみると、3歳後半〜4歳くらいになると一気にレースらしく走れる子が増えるそうです。
逆にそれまでは、棄権や途中退場など珍しいことではないみたい。

周りの子はみんな普通に走ってたから錯覚してしまったけれど、
恐らく大会に出場するような子たちだから「当日走れる子」ばかり集まっているはず。
我が家のように「走れるか微妙なラインのチャレンジャー」が実際に出場することが
そもそも少ないのかも。

息子はまだ「ママやパパと一緒に」走るのが楽しい時期
確かに普段も、私が追いかけたり、前を走ったりするととても喜びます。
ママorパパと一緒に楽しみたい!という息子の今の思いを尊重して、大会出場はお休みしようと決めました。

どんどんストライダーで走るのも速くなり、世界が広がっていく息子。
もしかしたらいつか、ママついてこないで!という日も来るかも。
そして「大会出てみたい!」と主張する日が来るかも。

それまでは「大会に出さなきゃ」と焦らず、日常でストライダーを楽しく乗ることを大切にしようと思います。

もし本人が「出たい!」と言えば挑戦すればいいし、言わなければそれでもいい。
そういうスタンスでいこうと決めました。

大会に出ようが出まいが、息子はストライダーを通じて成長しているし、
何より親子で楽しい思い出が積み重なっていることに変わりはありません。

まとめ

 ストライダーに乗れることと大会で走れることは全然別
 今は「親と一緒に走りたい」気持ちを尊重して出場はお休みする方針

子どもの成長のペースは本当にそれぞれ。
今回の不戦敗は残念だったけれど、「出たい!」と思えるその日まで、ストライダーは日々の遊びとして楽しんでいきたいです。

ではまた!

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