積立NISAで十分と思ってた私が、学資保険も併用することにした話

子育て

子供が3歳目前、教育資金について改めて考え直しました。

もともと、教育資金は「積立NISA」でコツコツ貯めていくつもりでした。

S&P500やオルカンに投資しておけば利回りも良いし、非課税で運用できる。

子どもが生まれる前から旧つみたてNISAで運用していて、パフォーマンスも良かったので
「このまま続けていけば十分」と思ってたんです。

でも、物価上昇や円安など、不安が尽きない昨今。

少しずつ、「投資だけで本当に大丈夫かな?」という気持ちが出てきました。

景気や相場に左右されるお金って、どうしても“タイミング次第”なところがあります。

もし、子どもが大学入学のタイミングと株価の暴落が重なったらどうしよう?

絶対今売りたくない!というタイミングで、私はちゃんと売れるだろうか?

教育費みたいに「使う時期が決まってるお金」は、もう少し“確実な方法”でも用意しておいた方が良いかなと思い始めました。

こんな人に読んでほしい!
  • 投資はしてるけど、教育資金に少し不安がある人
  • 学資保険って本当に意味あるの?と思っている人
  • 安心して貯めていきたいワーママ・共働き家庭

学資保険を見直してみたら、思ってたより“悪くない”かも?

正直、最初は「学資保険ってもう時代遅れじゃない?」と思っていました。

返戻率もそんなに高くないし、
途中で解約したら損をするし、
“増やす”という意味では効率が悪そう。

どうせ保険会社が儲かるだけのシステムでしょ?って。

でも調べてみると、思っていたほど悪くないかもと思い始めました。

学資保険のメリット
  • 返戻率が120%を超える
  • 万が一の時の保険
  • 国公立大学の授業料は賄える
  • 用途が決まっている確実な方法(★個人的に1番のメリット)

※我が家は明治安田生命の「つみたて学資」にしました。その中でも、10歳までに保険料を払い終え、高校3年生の秋から4年間、毎年70万円ずつ受け取れるものです。

 学資保険のメリット1:返戻率が120%を超える

我が家が契約したのは、合計で約224万円の元金を投入して280万円になるプランです。

返戻率は約125%

銀行に現金で預けておくよりは増えるかな~という感じです。

 学資保険のメリット2:万が一の時の保険

契約者が死亡した場合は、その後の保険料の支払いが免除となります。

それでも、将来受け取れるお金は変わりません。

我が家はパパが契約者なので、もしパパに万が一のことがあっても、子どもが高校3年生の秋から4年間、毎年70万円ずつ受け取れることに変わりはありません。

これは投資にはない、保険ならではのメリットですね。

 学資保険のメリット3:国公立大学の授業料は賄える

70万円を4回に分けて計280万円受け取れる学資保険にしたので、国公立大学の学費分にはなります。

もちろん、授業料も値上げしているので本当に将来これで十分である保障はありませんが。

それでも、子どもが10歳の時点で国公立大学の授業料という、我が家の必要最低限の資金はクリアされることになります。

10歳以降で増えた子どもへの資金は、すべてその最低限からプラスアルファのものとして考えられるので少し気が楽です。

もちろんデメリットもある

学資保険のデメリット
  • 利回りが投資信託ほど大きくない
  • 学費の全てを賄えるわけではない

学資保険のデメリット1:利回りが投資信託ほど大きくない

S&P500やオルカンなどは、年間利回りが10%を超える優秀な銘柄です。

もしそこに投資していたらもっと増える可能性が高いのは確か。

いくら返戻率が120%を超えると言っても、これは15年間一定額を積み立てたときの想定利回り3%ほどにしかなりません。

(1.24万円/月、15年間積み立てたとする)

”増やすため”と考えると、パフォーマンスが悪いのは事実だと思います。

学資保険のデメリット2:学費の全てを賄えるわけではない

4年間で280万円というのは、私立大学だと確実に足りない金額です。

国公立でも、教材費など含めると足が出る可能性もあります。

それに一人暮らしする場合は仕送りもあるし、これだけで十分とは言えません。

「学費のすべてを学資保険で賄う」とすると、月々または年間の保険料が莫大になってしまいます。

一番の決め手は「用途が決まっている確実な方法」であること

デメリットは確かにありますが、それでも私が学資保険を選んだのは「用途が決まっていて確実に貯まるから」です。

積立NISAだと、使用用途が決まっていないので何にでも使えます。

でもそれって、常に頭の中で「これだけは残しておかなきゃ」と計算しなくちゃいけない状態。

第二子も考えているので、子供が増えたらさらに計算は複雑になります。

それに、一度貯まった資産を崩すというのも、私はすごくストレスが溜まるタイプ

余力を持ちすぎて、過度な節約思考になってしまうかもな、と思いました。

子供が18歳時点での資産が一番大きくなるように、というよりかは
必要分だけ貯めて、余剰分は子供の成長過程で子供のために使っていきたいと考えています。

幼いうちは家族旅行にも行きたい、やりたい習い事をさせてあげたい。

中高校生くらいになったら海外ホームステイしたいとか言うかも。

そういう時にサクッっと積立資産を一部売却できる状態でいたいなと思いました。
(我が家は現金預金は最小限で、ほとんど株式投資なので)

そのためにも、最低限の学費が確実に貯まる学資保険を選択しました。

現金預金しておくよりプラスになりますし!

積立NISAと学資保険、どう使い分けているか

うちは、ざっくりこんな感じです↓↓

積立NISA:毎月5.0万円(将来の教育費+家族の資産形成も兼ねて)

学資保険:年間約28万円(子供が10歳まで払い込み、大学入学前に受け取れるプラン)

積立NISAは“増やすお金”、
学資保険は“確実に貯めるお金”。

どちらも目的が違うからこそ、併用することで気持ちがラクになりました。

まとめ:どちらかじゃなく”どちらも”という選択肢

「投資で増やす+保険で守る」というバランスが、今の自分にちょうどいい形でした。

我が家ははこれからも、増やす×守るのダブル体制で、焦らずゆっくり教育費を育てていこうと思います。

今回のお話が少しでもお役に立てたら嬉しいです^^

ではまた!

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