私はクラシックギターを習っています。
大学はギター部だったので、今年でギター歴は6年目です。
でも、みんなで一つの曲を演奏する「合奏」でしかステージに立ったことがありませんでした。
ソロ曲をカッコ良く弾けるようになりたい!と思い、近所のギター教室へ通い始めて約1年。
ついこの間発表会がありました。
初めて自分一人で人前で演奏する発表会。
終えてみて、感じたことを書いていきます。
緊張との向き合い方
あなたは緊張するとどうなりますか?
鼓動が速くなる、顔が赤くなる、汗をかく・・・etc
人それぞれ、緊張した時の状態は異なると思います。
残念ながら、緊張することは避けられません。
緊張しないようにしよう!としても、それは無理なことなのです。
ただ、「緊張した自分の状態を知る」ことで、緊張していても良いパフォーマンスを発揮することができます。
私は大学のサークルで、ギター演奏時に緊張すると自分がどうなるのか知っていました。
- 曲の始まりで右手が震える or 動かなくなる
- 左手にすごく汗をかく
- 失敗した!と思った瞬間から頭が真っ白になる
本番でこの症状が出来るだけおさまるように、思いつくだけの準備をしました。
- 曲の出だし部分を重点的に練習する
- 演奏直前に手を洗う&ハンカチを持参する
- 失敗しないようにしよう→失敗しても大丈夫!と考え方を変える
本番はやっぱり緊張しました。手が震えたし、いつも間違えないところで間違えました。
でも、練習時のクオリティとそこまで差がなく、今までで一番落ち着いて弾ききることができたと思っています。
自分に合った緊張への向き合い方が、少しわかったような気がします。
緊張対策に効果があったと実感できたことは、次回への大きな1歩になりました。
人に聴いてもらうこと
普段自分一人で練習していると、なかなか誰かに演奏を聴いてもらう機会はありません。
だから、人に聴いてもらう場は私にとって貴重です。
なので敢えて、会社の人を発表会に招待しました。
知り合いがいる方が緊張するし、誘うのやめようかな・・・と何度も思いました。
それでも、少しでもクラシックギターについて知ってもらえたらと願いを込めて、思い切って声をかけた結果・・・
当日は7人も来てくれました!!!(思ったより多かったです!)
休日にわざわざ来てくれる人たちのためにも、一生懸命弾こう。
例え少し下手くそでも、間違えても、一生懸命に弾こう。
いつもは自分のためだけに弾いていたけれど、「誰かのために」弾く気持ちが芽生えました。
ちょっとでも有意義な時間になれば思いながら弾く事で、自分の演奏や曲に対しての責任感も生まれました。
会社の皆さんは優しいので、終わった後は
「上手だったよ!」
「ギターって綺麗な音だね!」
「カッコ良かったよ!」
と言ってくれて(お世辞だと思うけど)自信にもなりました。
サプライズでお花を届けてくれた時は泣きそうでした。
誰かのために弾く事、自分の演奏を認めてもらう事は、楽器を演奏する者として積極的に積んでいくべき経験だと実感しました。
もし自分の発表会やライブに知人を誘うかどうか迷っている人がいたら、是非招待することをお勧めします。
もしそれで来てくれる人は、あなたにとって本当に大切な人です。
私もこの日来てくれた人達を大切にしていこうと思いました。(その分仕事頑張らなくては・・・)
次はもっと良い演奏を聴いてもらえるように、練習頑張ります!
まとめ
初めて一人で舞台に立つ事で、緊張する自分に気づいたり、普段味わえない気持ちになったり、学ぶことが多かったと思います。
普段やらないこと、今までやったことが無いことに挑戦してみることこそ、自分の殻を破るきっかけになるのではないでしょうか。
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