遠距離通勤しているビジネスマンの皆さん、毎日の通勤に疲れて「もう無理・・・動けない」と思ってしまうことありますよね。
残業して遅くなったのに、次の日また朝早くから電車に乗らなきゃいけなくてため息をついてしまう時、ありますよね。
そんな時、たまには使っちゃっても良いじゃない!
そう、カプセルホテル
え、カプセルホテルなんてそんな安っぽくて休まらないところ泊まりたくないよ・・・
と思っている方も多いかもしれません。
でも!!今時のカプセルホテルは、下手な格安ビジネスホテル泊まるのよりもずっっっと良いです。
この記事では、週に1度カプセルホテルに泊まるヘビーユーザーだった私がカプセルホテルの魅力をご紹介します。
遠距離通勤者にはカプセルホテルがお得
交通費よりも宿泊費の方が安い場合があります。
最近のカプセルホテルは、2,500円~3,000円で泊まれるところが多いです。
例えば私の場合、群馬県高崎市ー東京都内に通勤していましたが
通勤費の支給 ー 約4,300円(往復)
カプセルホテル1泊 ー 約2,500円
なので、1泊あたり約1,800円くらいお得になっていました。
泊まりだと、自宅で夕食&次の日の朝食が食べられないので、その分お金がかかってしまうという人もいるかもしれません。
ただ私の場合は、夜遅い時は結局家に帰る前に外で食べてしまうので、あまり関係なかったかなと思います。
また、カプセルホテル〜会社までの交通費も多少ありますが、そこは微々たるものなので、トータルで多めに見積もっても1回の宿泊で大体1,000円くらいお得だったかと思います。
ただ1点注意が必要で、これは定期券を持っている人にとってはお得とは言えないんですよね・・・
交通費は定期券で一括されちゃってますから・・・
最近はコロナの影響で通勤費が出社した日のみ精算になっている会社も多いと思うので、そのような場合は非常にお得かと思います。
とは言え、カプセルホテル利用はお金以外にも様々なメリットがあると思うので、たまになら少し課金しても泊まっちゃって良いんじゃないかと思います!
カプセルホテルの利点
声を大にして言いたい。
カプセルホテルは安かろう悪かろうでは無い!!!
「安くて良い」が今のカプセルホテルです。
「カプセルホテルなんか大丈夫なの?」と少しネガティブに思われる方にこそ知っていただきたい利点を紹介します。
安くても清潔感があるカプセルが多い
カプセルホテルは、安くてキレイなんです!
ビジネスホテルで1泊2,500円〜3,000円のところは、かなり古くてサービスが良くなかったりしませんか?
でも、カプセルホテルはキレイなところがたくさんあります。
例えばこんな感じ。
カプセルの中がすごい!
カプセルの中は狭いし暗いし、ドラえもんが押入れの中で寝る感じだよね!?というイメージの方も多いのではないでしょうか。
でも実は、すごく清潔で意外と広くて快適なカプセルが多いんです!
なんだか近未来でカッコ良いのとか
明るくてテレビもあって結構広いのとか
もはやカプセルでは無いのでは!?というくらい天井が広くて小さな部屋のようなのとか
つい入るのがワクワクしちゃうようなカプセルホテルがたくさんあります。
水周りがすごい!
共用にはなりますが、シャワーや洗面所などの水周りはとてもキレイなところが多いです。
古いビジネスホテルのユニットバスよりも、カプセルホテルのシャワーの方が断然良い!と私は思います。
サウナや大浴場がついているカプセルホテルがある
なんとサウナや大浴場に入れるところもあります。
仕事で疲れている時は、やっぱり大きなお風呂に浸かりたいですよね。
格安ビジネスホテルではなかなかサウナや大浴場付きのところはないですが、カプセルホテルなら格安でそのような施設を利用できるのは大きな魅力です。
アメニティがほぼ揃っている
仕事をしている平日に、あまりたくさんの荷物を持ちたくないですよね。
カプセルホテルでも、パジャマや歯ブラシ、バスタオルといったアメニティが揃っているところがほとんどです。
なので、持ち物は翌日の服くらい。(女性の場合は化粧品なども必要だけど)
バスタオルとハンドタオルの2種類を貸してくれるところがほとんどなので、意外と幅をとるタオル類を持ち歩かなくても大丈夫です。
仕事や作業をするスペースがある
カプセルホテルだとパソコンしたり作業スペースがないからな・・・と思っている方!
大丈夫です、大体のところにパソコンなど作業できる「共有スペース」があります。
Wifi・電源完備で、24時間いつでも使えるところが多いです。
自分ひとりではなくて他の利用者もいるけれど、ちゃんと座って机で作業できる場所があるので心配いりません!
この共用スペースがオシャレだったり居心地が良いところもあり、私は結構お気に入りでした。
一人で利用している人が多いので静か
私が今まで利用してきて、カプセルホテルを利用する人は結構お一人様が多い気がしています。
なので、友人同士で盛り上がったり、騒がしくしている人がいなく静かです。
自分の寝床のカプセル以外は全て共用スペースにはなりますが、宿泊者同士で関与し合うことは無いので、程よく離れた距離感で落ち着けるなと個人的には思います。
私は持ち帰った仕事を共有スペースですることが多かったのですが、静かな環境で集中して行うことができました。
当日でも泊まれることが多い
特に平日だと、どこかしら空室があるホテルがほとんどです。
当日になってやっぱり泊まりたい・・・と思った時でも、空いていればそのまま宿泊できます。
急な予定変更があるビジネスマンにとってこれは便利ですね!
騒音問題は大丈夫なの?
他の宿泊者の物音が気になって寝られないのでは!?と心配な方も多いかと思いますが、私はあまり気になりませんでした。
些細な物音にも敏感な人は確かに気になるかもしれませんが、周りの人のドタバタ音はあまりしなかったなーというのが私の体験です。
ただ、朝は他の人のアラーム音で目覚めることもあります。笑
逆に私が他の人を起こしたかな?と思った時もありました。
気になる人は耳栓をして、マナーモード設定をしたスマホを枕の下に置いておくとアラーム音OFFでも起きやすいかと思います。
貴重品の管理は?
カプセルホテルで貴重品の管理はどうするの!?あの狭いカプセルの中に全て入れるの!?と思われるかもしれませんが、ちゃんと鍵付きのロッカーがあります。
バッグなどの荷物はロッカーに入れて、カプセルの中には必要なものだけ持っていく、というのがほとんどのカプセルホテルのシステムです。
お財布や会社のPCといった貴重品も、ちゃんと保管できるので大丈夫ですよ!
スーツ着用でも大丈夫?
ロッカーの中はハンガーで洋服がかけられるようになっているところがほとんどです。
なので、スーツを着ていてもぐしゃっと置くのではなく、ちゃんとかけておくことができます。
ただ、ズボンプレッサーやブラシ、消臭スプレー等は無いので、そういったメンテナンス品が必要な人は注意です。
カプセルホテルを使って良かったこと
夜・朝の時間を有効活用できた
いつもなら通勤で電車の中にいる時間を、ゆったりコーヒーでも飲みながら仕事や作業する充実した時間に充てることができました。
また、朝少し早くホテルを出て近場を散歩し、東京の景色を楽しむのも気持ちが良かったです。
新橋のホテルに泊まった時は、朝に東京タワーが見える芝公園まで散歩して観光気分で楽しかったです。笑
残業続きでも人間らしい生活ができた
残業して帰りが遅いと、家に帰ったら寝るだけ!翌朝起きてまた会社!という、会社のための生き物と化してしまいます。
でも、カプセルホテルを利用することで早めに寝る支度ができて睡眠時間も確保できるし、場所によっては大浴場で疲れを癒したりと、そのまま自宅に帰っていたら難しい優雅な時間を手に入れることができます。
忙しくて身も心も疲弊しているときに利用するカプセルホテルは、私にとってちょっとした心の栄養でもありました。
都会の生活を味わうことができた
会社までドア to ドアで20分程度!という超都会の生活を味わうことができて新鮮でした。
いつもなら7:00には家を出なくてはいけないけれど、8:20にホテルを出れば余裕で間に合う!という超好立地を満喫しました。笑
また、例えば21時まで残業すると最寄駅に着くのが23時を過ぎるような生活なのが、夜まで残業しても23時にはご飯を食べてシャワーを浴び終わっている!ということが可能なので、そういうところもいちいち感動していました。
カプセルホテル利用のデメリット
家族との時間が減る
最大のデメリットはこれですね。。。
そもそも、家族との時間よりも会社から近いところに住みたい!という気持ちが勝っているなら、最初から職場の近くに住んでいますよね。
家に帰れないことで家族との時間が減るのは、自分も家族も寂しいです。
ただそうは言っても、毎日働いているとどうしても疲れてしまうことがある・・・
片道100kmほどある自宅が本当に遠く遠く思う時がありますよね。
なので、大事な日の前日とか、どうしても疲れた時の切り札として利用するのであれば、家族からの理解も得られるのではないでしょうか。
さいごに
毎日毎日遠距離通勤していると疲れてしまうのは当たり前です。
私は、お気に入りのカプセルホテルに泊まる時はそれが楽しみで、平日の仕事を頑張れた時があり、良い気分転換にもなりました。
遠距離通勤にちょっと疲弊しているあなたが、カプセルホテルを使うことで少しでもワクワクしたり、癒されたりする瞬間がありますようにと願っています。
コスパの良いカプセルホテルの魅力を感じていただけたら嬉しいです!
ではまた!