【群馬県】自転車のヘルメット着用はいつから義務化?努力義務とは?おすすめヘルメットも紹介

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群馬県だと、通学に自転車を使用される方も多いのではないでしょうか。

自転車に乗るとき、ヘルメットを被らなければダメ!

と聞いたことがある方も多いと思います。

特に高校生は学校指定のヘルメットがない代わりに、学校から必ず用意するように指導されたりすることも。

また、2023年4月1日から全ての自転車利用者にヘルメットの着用が義務付けられることが全国的に決まりました。

「自転車に乗るときに、ヘルメットを被らないと罰金があるの?」

「努力義務って何?」

ということについて調べてみたので紹介します。

あくまで努力義務であり、必須ではない

ヘルメットの着用って義務になるのかなぁ?

いいえ、あくまで努力義務のままです!!

そう、現在もそしてこれからも、ヘルメットの着用はあくまで「努力義務」なんです!

努力義務ということは、条例などで絶対に被らなければいけないと決まったものでなく、「できるだけ皆さん被りましょうね」と着用を促すもの。

なので、被っていないからといって警察に切符を切られたり、罰金を支払ったりするということは発生しません。

こちらは、2022年2月に群馬県の県土整備部道路管理課のご担当者へ確認した内容で、以下のようにご連絡をいただきました。

現在、自転車乗車時のヘルメット着用を努力義務から義務化に変更する予定はありません。

努力義務ではありますが、交通事故発生時における被害を軽減し、自分の命を守るため、
ヘルメットの着用啓発に御協力いただければ幸いです。

このように努力義務であり、必須の義務化に変更する予定も今の所ない様ですね。

県教委が着用を促す動きを取っている

とはいえ、群馬県教育委員会(=県教委)もかなりヘルメット着用を促す活動をしている様です。

実際に、クラウドファンディングで高校生1500人分のヘルメット費用を募る活動もしていました。

県教委が各学校に対して、通学時の自転車ヘルメット着用を指導する様に呼びかけています。

そのため、学校の校則で「ヘルメット着用が必須」となっている学校も増えてきています。

ヘルメットを着用しないと不利益になることも

学校でも必ず用意するように言われていないし、罰金もないなら、ヘルメット被らなくて良いじゃん!って思うかもしれません。

でも、努力義務になったことで次のような場合に不利益を被ることもあります。

賠償事故を問われる事故に遭った場合

民事裁判で賠償責任を問われるような交通事故が起こった際、賠償額が算定されます。

もし自転車に乗っているときに事故が起きたとして、ヘルメットを被っていない場合は賠償額の算定でマイナス要因となってしまうこともあり得ます。

未着用で違反金を取られる訳ではないですが「努力義務となった」ために、このような場合も想定して自転車利用時は常に着用するようにしておきたいですね。

ヘルメット着用は絶対にした方が良い

別に絶対に被らなければいけないものでもないなら要らないや・・・

と思われる方も多いと思いますが、個人的にはやはり被った方が安心かなと思います。

もし自分の子供が群馬で自転車通学をするというなら、絶対に被せたいです。

何故なら、群馬は自転車事故が全国で一番多いから・・・

自転車通学中の事故件数全国ワースト1位

中高生の自転車通学中の事故件数が、群馬県が全国で一番多いという悲しい結果でした。(2019年実績)

高校生の自転車事故に至っては、7年連続で全国最悪です・・・。

群馬県内の学校に通う学生は、自宅〜最寄駅・学校の最寄駅〜学校まで自転車を使う方が本当に多いですよね。

そのため、事故に遭う危険性もかなり高くなってしまっているのが実情です。

致命傷の6割が「頭部」

自転車での死亡事故の致命傷のうち、頭部損傷が全体の6割にのぼります。

ぶつかったり転ぶと体が痛い!というイメージがありましたが、やはり一番致命的なのは「頭の損傷」なんですね。。。

ただ、ヘルメットを被ることで致死率が約3分の1になります。

こういった背景から、群馬県もヘルメットの着用を努力義務として、着用を促しているんですね。

※詳しくは群馬県HPでご確認ください。

最近のヘルメットはダサくない!おすすめヘルメット3選

自転車にヘルメットなんてダサくない?被りたくないよ・・・と思う方も多いかもしれません。

でも、最近のヘルメットは結構おしゃれなデザインのものが多いんです!

スポーティーでカッコイイデザインだったり、色合いが可愛かったり。

今のヘルメットはおしゃれです!

もう昔の「安全第一」と書かれていそうなヘルメットではない!笑

多くの高校生が選んでいるヘルメット:OGK KABUTO ヘルメットSN-12L

シンプルなデザインで、制服にもスポーツウェアにも合わせやすいです。

どのような自転車にも合わせやすく、ママチャリでもロードバイクでも使用している高校生が多く、一番オーソドックスなタイプかと思います。

反射材付きで夜道も安心です。

ポニーテールでも被れる:ドルフィンヘルメット

髪を結ってる女の子は、ヘルメットが被りにくくて不便ですよね。

dolphinのヘルメットはヘアポケットが付いているので、髪を結んだまま被ることができます。

隙間が少なく雨避け設計がされているので、雨の日に髪の毛が濡れるのを最小限に防いでくれるので嬉しいですよね。

ヘルメットに見えないキャップ型ヘルメット:セーフティーキャップ

ヘルメットに抵抗がある人でも受け入れやすい、キャップ型のヘルメット!

楽天ランキング1位にも輝いた人気の商品です。

まとめ:自転車ヘルメットはこれからの新常識

群馬県としては自転車乗車時のヘルメット着用はあくまで「努力義務」です。

ただ、学校指導では「ヘルメット被りなさい!!」というルールに変わっていくと思われます。

事故を防ぐ為にも効果的なので、これからの新常識として自転車ヘルメットが浸透していくのではないでしょうか。

ヘルメットを被って、今日もご安全に!

ではまた!

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