【寝台特急サンライズ】女性がノビノビ座席で快適に過ごす方法(大阪→東京)

旅・生活

大阪→東京の移動はいつも新幹線でしたが、裏技があることを最近知りました。

それは「寝台特急サンライズ」

大阪を深夜0時半に出発し、朝起きたら東京に着いているという、移動時間を睡眠に充てられるコスパ最強な手法です。

今回、2021年11月に初めてサンライズに乗車しました。

週末を大阪で過ごして、日曜の深夜にサンライズに乗り、翌朝東京に着いたらそのまま出勤!という鬼スケジュールを決行。

次の日は普通に仕事なので、さっきまで寝台列車に乗って休暇をエンジョイしていたとは思われないような「普通の会社員」へ変身しなければなりません。

実際にやってみてわかった「サンライズでの快適な過ごし方」をお伝えします。

つかりーん
つかりーん

初めてサンライズへ乗車する人、女性一人で乗車予定の人は是非参考にしてね!

ノビノビ座席でオススメの持ち物

持ち込むアイテムによって、ノビノビ座席での快適さが変わります!

せっかく乗るなら、快適に移動したいですよね。

そこで、私が実際に持って行って良かったと思うものや、持って行けば良かった!と後悔しているものを紹介していきます。

【寝床用】ブランケット or 大きめのマフラー

サンライズのノビノビ座席で皆さんが一番気にかかるのは「寝心地」ではないでしょうか。

ノビノビ座席の床はカーペット素材で、薄手のシーツが一人一つ備えられていますが、何時間も乗るとなると結構固いです。

中には、一晩寝ると腰がバキバキになった・・・・という人も。

少しでも寝心地を快適にするためにも、寒い時期に乗る人はブランケットと大きめのマフラーを持っていくことを強くオススメします。

実際に寝たときの写真がこちら。

上着で作った枕

持ってきたブランケットをかけた
  • 着ていた上着を枕にする(その上に謎の小さいシーツをかけた)
  • 備え付けのシーツは床に敷く
  • ブランケットやマフラーを毛布のようにかける

こんな感じで寝床を作りました!

私はこれで結構快適で、翌朝も体が痛くなることなく眠ることができました。

冬は衣類がかさばりますが、そこを有効活用してモフモフの中で寝ることができるのが良いですね。

ちなみに、暖房はよく効いていたので、寒いということは全くありませんでした!

夏場に乗る人でも、夏用の薄手ブランケットなどを1枚持っていくだけでも快適さは変わると思います。

アイマスク

私が持って行けば良かったなーと後悔しているのがアイマスク。

ノビノビ座席は隣との仕切りがあって無いようなものなので、周りの人から寝ている姿が丸見えなんですよね・・・

知らない人に寝顔を見られたく無い・・・!という方は、アイマスクを持っていくのがオススメです。

それに、車内は消灯しても結構明るいです。(廊下部分は電気がついたままなので)

暗い方が寝やすいという人も、アイマスクを持っていた方が快適に過ごせると思います。

結構明るい車内

耳栓

ノビノビ座席は、近くの人の物音がダイレクトで聞こえてきます。

荷物をガサゴソする物音や、立ち歩いたり、たまに人の話し声など。

寝る時にどうしても雑音が気になる!寝られるか心配!と言う方は、耳栓をあらかじめ持っていくと◎です。

私は物音が気にならないタイプなので持っていきませんでしたが、電車の動く音などもあるので、車内は結構音がするんだなーと感じました。(問題なく、ぐっすり寝られましたが)

モバイルバッテリー(コンセントは無い!)

このスマホ時代で、電源問題は深刻ですよね。

なんと、サンライズにはコンセントがありません!!

まあ、一応あるにはあるのですが、廊下に4箇所程度。恐らく掃除機を使用する為のものだと思います。

数があまりに少ない上に、枕もとなど自分の近くではなく、離れた部分にしかコンセントがないので、コンセントは無い物と考えた方が良いです。

そこで、絶対にオススメしたいのがモバイルバッテリー

サンライズに乗車するのは深夜なので、乗車する前までにスマホの充電がだいぶ減っている可能性が高いです。

たとえ使わなかったとしても、お守り代わりに一つでもフル充電状態で持っておくと安心です。

見たい動画や漫画の事前ダウンロード(Wifiは無い!)

私は、サンライズに乗ったら眠くなるまでずっと外の景色を見てる!!!と意気込んでいました。

真っ暗な街中や、田舎の星空を眺めながら寝られるなんて素敵・・・と考えていたからです。

でも、実はノビノビ座席からは暗い外が見えにくいんです。

車内が廊下の電気など点いていて割と明るいので、反射して自分の姿ばかり見えます。

寝転びながらでは綺麗な星もあんまり見えず(多少は見えますが)、窓にへばりつくようにして見ないとなかなか綺麗に外の様子は見られません。

なので、途中で外を凝視するのにも飽きたのですが、そこで役に立ったのがAmazon Prime Video

私は前日に進撃の巨人をダウンロードしておいたので、Wifiがなくても快適に見ることができました。

車内はもちろんWifiが無いので、事前に見たい動画や漫画をダウンロードしておくととても重宝します。

しかも、いつもと同じようなこと(アマプラでアニメを見ること)を、非日常の空間で行うのはとても新鮮です。

ガタンゴトンと揺れる車内で、電車の走る音を遠くに聞きながら、好きなアニメを見る時間はなかなか思い出深いものとなりました。

シャワーはどうすれば良い?

サンライズ車内にはシャワーがあり、寝台列車に乗る魅力の一つです。

事前に330円のシャワーカードを購入して、6分間使用できます。

しかし、私はこのシャワー、利用しませんでした

車内でのシャワーを避けた理由は以下の2つです

  • タオルを持ちたくなかった(濡れたタオルを持ち帰るのも嫌だった)
  • 髪が長いので洗う&ドライヤーに時間がかかる

本当は一度利用してみたかったのですが、次の日が仕事なのでシャワーはしっかり浴びておきたかったのと、荷物を極力減らしたかったので今回は断念。

ではシャワーはどうしたかというと、近くのネットカフェで済ませました

大阪駅の近くにある「ネットカフェポパイ」へ入店し、そこでシャワーを浴びました。

タオルはもちろん、洗顔やメイク落としも貸し出してもらえるので便利です。

寝台列車は出発時間が遅いので、時間まで待機するついでにシャワーも済ませておけて良かったかなと思っています。

ノビノビ座席で着替えは出来る?

女性の着替え問題ですが、ノビノビ座席での着替えはちょっと難しいかと思います。

下着が見えないように器用な着脱ができる女子も多いかと思いますが、自信のある方だけにしておいた方が良さそうです。

こんな感じで周りから丸見え

私は器用なことができなかったので、いっそ車内での着替えは諦めて東京駅のトイレで着替えました。笑

スウェット姿にコートを着て、トイレに直行して着替えとメイクを済ませました。

朝早い東京駅のトイレは、化粧している人がたくさんいてビックリした・・・

みんなサンライズに乗ってきたのかな?笑

今思うと、シャワールームなどは人がいなければちょっと着替えるくらいはできたのかな?と思います。

ノビノビ座席にスーツケースは持ち込めるの?

結論、大きすぎないものは持ち込めます

私が持ち込んだときはこんな感じです。

2階座席を予約している方は、持ち上げられる程度の重さである必要があるので注意です。

飛行機の機内に持ち込めるサイズや、それよりやや大きくても大丈夫な印象でした。

身長160cmの私で、スーツケースを置いても足を伸ばして寝られました。

サンライズ遅延の可能性を考慮した計画

私は翌日仕事の予定がありましたが、これはあまりオススメしません

今回は幸運なことに大丈夫でしたが、サンライズは結構遅延することがあるようです。

朝7:00ごろ東京駅に到着するのが通常の予定ですが、1時間以上遅れることもあり得るみたい

遅延の理由は天候だったり、途中通過する駅や線路でのアクシデントだったりと予想がつきません。

大阪〜東京の約500kmを走るんですから、どこかで不具合が起きても全く不思議ではありません。

翌日に大事な予定が控えている場合は、サンライズに乗るのは少々危険だと思います。

私は前日になって遅延の可能性に怯え、ずっと祈りながら過ごしていました。

冬に乗ると海からの日の出が見られない

熱海付近は海が見えて、車内から日の出を見ることができる・・・ようです。

ただし!冬は7:00前にならないと日が昇りません。

私が乗った11月下旬は、海の側を通るときは真っ暗で、横浜に近づいたあたりで日が出てきたかな?という感じでした。

日の出の時にはもう都市の中だったので、海に浮かぶお日様を見たかったな・・・と思いながら、次はもう少し早い時期に乗りたいなと思いました。

サンライズ出雲に乗った感想

雑魚寝でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。

結構一人で乗車される方が多く、写真を撮ったりお菓子を持ち込んだりしている姿を見ると、直接話すことはなくてもみんな乗車を楽しみにしていたんだな・・・と仲間意識が芽生えました。笑

みんなのワクワクを乗せたサンライズが東京駅に到着し、乗客たちも月曜日の朝の東京駅の中にそれぞれ消えていき、あ〜着いてしまった・・・と、しんみりしてみたり。

普通の会社員に見えるだろうけど、さっきまでサンライズに乗ってたんだぜ、と少し得意げな感じに思ってみたり。

ちょっと無理やりな予定でしたが、今回乗車できて本当に良かったです。

電車での旅が好きな方は、是非一度乗車してみてください!

ではまた!

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